こんにちは、ペケッターテックの( ᑸ )よだれ/YODAREです。
2024年4月あたりに、Xプレミアムユーザーにおける青バッジ(青いチェックマーク/青バッチ)を非表示にする機能は取り下げられました。
現在可能な「青バッジ非表示方法」をまとめます。
「青バッジユーザーや投稿を非表示」にしたくて辿り着いた方は、当記事終わりをご覧ください。
【X】青バッジを非表示にする唯一の方法【Twitter】
アイコン、名前 or @表示名を変える
名前または@表示名を変えると、再審査をクリアするまで青バッジが外されます。
これを利用すると一時的にバッジを外すことができます。
その間は青バッジの機能は使えますが、表象のデータ的には完全に青バッジがないユーザーと区別がつかない状態となります。
やりすぎるとリスクあり?
名前を頻繁に変えると、怪しいユーザーとして判定されてしまうかもしれません。Xの運営を煩わせることにはなるので。
よって、方法はあるにはあるけど正当な非表示の手続きじゃないよという事になります。しかも時限です。
そしてバッジを消す方法は、プレミアム以上に入っている限り、これ以外にない状況になっています。
ベーシック課金に落とせばバッジは消えて、長文や長尺動画、再編集、ブックマーク整理などはできます。
https://x.com/i/premium_sign_up
あと再審査になると、収益化していた場合、その期間収益化対象から落ちる可能性があります。
【X】青バッジ付きなりすまし事例
Xの青バッジの審査といっても、結構ザルだったりします。
過去、羽生結弦氏、村上世彰氏(村上ファンドの)、NARUTOの作者を騙った青バッジが普通に通ってしまっていました。
X(Twitter)なりすまし青バッジ例
NARUTO作者を騙ったなりすまし青バッジ
集英社が否定して解決
羽生結弦氏公式を騙った偽青バッジ
メディアがTwitterに問い合わせして解決
村上世彰氏を騙った青バッジ
当人関連会社が否定して解決
X公式も青バッジの信頼性を保証していないと明示
青バッジの本人確認チェックは基本的に無理があるため、X公式的にその真贋を保証していません。
https://help.x.com/ja/using-x/x-premium#tblegacy-diff
青バッジユーザーは認証ユーザー(Verified User)と公式に呼ばれることもありますが、信頼性を認証されているのではなく、Xに課金したことを認証されているだけ=課金ユーザーの証程度の意味しか事実上ありません。
根本的に「本人確認」は無理
X(Twitter)側が本人確認をしきるのは物理的に無理があります。
顔出しせず、本名も隠して活動している人間を、たとえ公的身分証チェック(必須ではない)もしたところで、本当にそれが本人かわかりません。
そしてNARUTO作者騙りパターンのように、なりすまし青バッジが30万フォロワーもぶら下げた状態で、出版業界の再編提携話みたいな投稿を装ったら株価操作すらできてしまった恐れがあります。
(※集英社など出版大手はほぼ上場してないけど。上場してるKADOKAWAと提携するとかだったら…?)
そもそも青バッジの名前変更に審査が入るようになったのは、青バッジを売り始めた最初の頃に米国のインスリンを作る製薬会社を騙った青バッジが「インスリンを無料にします」とツイートしたことで、実際に株価操作できてしまった実例からです。
まとめ
人の知名度はあらゆる社会的段階にあります。どっかの進学校の校長だって界隈では名前を知られてるはず。
それらをすべて、X社が青バッジ販売を実施している世界中の国において真贋チェックできるわけもなく。
そして上記なりすまし青バッジ例のように、目立つ騒ぎになってからの事後対応しかできないのが現状であり、これは今後も改善するのは難しいと思います。
旧来「公式認定」を意味していた青バッジを、デザインそのままにその意味だけを変えて誰にでも売るというのは、こういう原理的なシステムエラーを含んだまま売られているってことになります。
そんじゃまた ( ᑸ )