【X】収益発生仕様が青バッジからのエンゲージ数に変更【Twitter】

X (旧Twitter)

こんにちは、ペケッターテックの( ᑸ ) よだれ/YODAREです。

X(Twitter)は、青バッジユーザーの収益発生条件を「返信欄の広告の他の青バッジユーザーによる表示数」から、「他の青バッジユーザーからのコメントを中心としたエンゲージメント数(いいね・RT・コメント)」に変更しました。

また、収益化スタートの条件も変更が入っています。解説していきます ( ᑸ )

【X】収益発生源をほか青バッジユーザーからのコメントを中心としたエンゲージ数に変更【Twitter】

以下は、従来「広告収益配分」(Ads Revenue Sharing)として定義されていたページです。

それが「Creators Revenue Sharing(クリエイター収益配分)」と名前が変わり、収益発生仕様が、従来の「返信欄の他青バッジによる広告表示」から、「投稿に対する他青バッジからのコメント・いいね・RTのエンゲージメント数」を収益カウント源とするよう変更されました。

すでに切り替わっているようで?従来の返信欄の青バッジ広告表示による収益発生は、2024年11月8日で停止と書かれています。

X公式ヘルプページ(英語版)タップで拡大

https://help.x.com/en/using-x/creator-ads-revenue-sharing

以下は、従来の広告収益配分の仕様の記載です。

こちらは日本語版ヘルプページで、こちらの内容の更新は遅れています。

従来の収益発生条件:返信欄の広告表示をほかの青バッジが自然にした数(タップで拡大)

2024年11月8日でこの形の収益発生はなくなる
https://help.x.com/ja/using-x/x-premium

この変化で起きることは?

この収益発生の仕様変化で起きることをざっと考えてみました。

  1. ❌炎上系/フェイク/かわいい動物や漫画などの転載パクツイ青バッジの増加
  2. 👍ニュースアカウントやバズツイにリプしてぶら下がり、自身の返信欄に誘導して広告表示させる青バッジの手法が無意味化
  3. 👍いわゆるインプレゾンビが無意味化

まとめると、収益化を狙う青バッジの人は自身の投稿のエンゲージでしか稼げなくなるため、リプぶら下がり導線系はほぼ無意味になります。

あらたな収益化条件「最低500人のXプレミアムフォロワー」

収益化スタートの条件も変更が入っています。

従来500人のフォロワーだったと思いますが、「500人以上の青バッジ(Xプレミアム)フォロワー」に変わっていました。

従来500人のフォロワーだったところが「最低500人のXプレミアムフォロワー」に変更

https://help.x.com/en/using-x/creator-ads-revenue-sharing

500人プレミアムフォロワーの自然達成は10万人フォロワーレベルから?

おそらく、自然に青バッジフォロワーが500人に達するのは10万フォロワーレベルからかもしれません。

今年(2024年)春頃に、2,500人/5,000人の青バッジフォロワーがいるバッジなしユーザーに、勝手にXから青バッジ(プレミアム/プレミアム+)が贈られる騒ぎがありました。

それに当たった人のフォロワー数が、だいたい50万±10数万/100万フォロワーの人だったので、Xにおける青バッジユーザー人口率が0.5%だったんだろうと推察されます。

500人の0.5%割りは10万人フォロワーとなり、そのあたりを想定しているのかもしれません。

5,000人青バッジフォロワーで、青バッジ付与されたと思われる100万フォロワー持つ内田真礼氏

インプレゾンビ消滅のお知らせ?

青バッジの人の収益獲得はより困難になり、全体的に相当数減る形になると思います。

特に「500人の青バッジフォロワー」は、まず普通に達成するには相当難しいはず。

フォロートレイン(相互フォロー互助会。凍結対象)も、この数でやってたら目立つだろうし。

さらに収益化ラインをクリアしても、他の青バッジユーザーからのいいね・RT・コメントを自身の投稿の魅力で獲得しないといけません。

インプレゾンビ行動とされるものはほぼ無意味化することになります。

オーガニック(自然)なエンゲージメント…?

また「”オーガニック(自然)”なエンゲージメント」としてるのも気になります。

これは勝手な個人的な妄想で、個人の考えとして書きます。

上述した、Xから青バッジプレゼントされた「青バッジフォロワー2500/5000名」持つ「約50万人/100万人フォロワー」が、X上の青バッジユーザー率の自然な統計平均に基づいたものとするなら、今回の「青バッジフォロワー500名」設定もその流れにあると考えられます。

この青バッジフォロワー率の平均+現実的な遊び幅からも外れて、異様に青バッジフォロワー率が高いアカウントは、プラットフォーム操作として禁止している「フォロートレイン、互助会」をやっている可能性が高まります。

その青バッジフォロワー率の統計平均から離れるほど、1エンゲージが低く見積もられる可能性がなくもないと思っています。

Xヘルプセンター | プラットフォーム操作「互恵的な水増し行為」

https://help.x.com/ja/rules-and-policies/platform-manipulation

たとえば統計平均に合致している10万フォロワーで500人青バッジフォロワーの1エンゲージ収益を1.0=100%としたとき、

3000人フォロワーで500人青バッジフォロワーは「不自然な互助会ユーザー」として

3000人/100000人 = 0.03 =1エンゲージ収益を3%にする、みたいなことです。

ここまで線形じゃないにしろ、そういう収益バランス調整を入れないと、極端に言えばフォロワー500名のみで100%青バッジだったときの1エンゲージ金額と、10万人フォロワーでの500名青バッジ時の金額が同じになってしまいます。

「クリエイター」収益配分と銘打っている以上、相互水増し行為の収益は下げて、動画なり自身のコンテンツでしっかりフォロワーとエンゲージを獲得している人はこれまでより多く得る、みたいになるのではと想像しています。

フォロワー同士相互にコメントし合ったりは通常の行為なので、そこに不自然なエンゲージメントを見出すのは難しいはず。

なら、どこで不自然さを測るか?となると、そのユーザーのフォロー特性を見るのが早くて確実です。フォロー/フォロワー数の比率、相互フォロー比率、青バッジフォロワー比率、そしてエンゲージした人同士のそれらの値を見るのが一番データとしてわかりやすく安定もしています。

(※上記すべてあくまで個人の感想です

まとめ

収益化を特に考えていない青バッジの人で、マスコミやSNS上の誤情報で「投稿のインプレッション数が収益発生源だと勘違い」されていた方は、炎上狙い投稿やフェイク、動物パクツイなどよろしくない投稿にいいねやRT、コメント反応しなければ、今後はそれらに収益を与えずに済むことになります。

ただ2024/11/8までは、釣られて返信欄を開いて広告を表示したら、それだけで収益を与えてしまいます。

インプレゾンビがバズツイのリプ欄にぶら下がるのは、そこを導線にして他の青バッジが自分のリプ欄やプロフィールにアクセスするのを狙ってやっていた訳ですね。

サイト管理人

普通の青バッジの人は、

知らない青バッジに釣られないほうがいいね

正論コメント思わずしたくなるような投稿とか

そんじゃまた ( ᑸ )

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